「熊野詣が結ぶ」イベント開催

熊野詣が結ぶ、京都・大阪・熊野
~落語「熊野詣」と 熊野曼荼羅の絵解き口演会

2014.11.30(日)にイベントを開催しました!

当日は晴天に恵まれ、京都・大阪両会場とも好評のうちに口演会を終えることができました!
ご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
両会場とも基本的には同じプログラムを開催しましたが、京都と大阪では笑いの起こるポイント、興味を持たれるポイントが違っていたことも印象に残りました。
それはさておき・・・今回は熊野詣の出立の地である京都(城南宮)、そして水路から陸路への中継地である大阪(八軒家浜)という熊野詣縁の地でイベントを開催したわけですが、熊野亭雲助さんの落語、今熊野比丘尼さんの絵解き、両氏の熱演に、ぜひ目的地である熊野を訪れてみたいと感じさせられました。

京都・城南宮会場の様子

京都会場紅葉紅葉の美しい境内でした。 京都会場お参りやお庭を見に来られて、イベントの様子を見て当日参加される方も。
美しいお庭を窓一面に見られる会場でした。
城南宮宮司ご挨拶会場提供などご協力いただいた、城南宮 宮司・鳥羽様の挨拶。熊野詣が結ぶ京都・大阪・熊野についてもお話いただきました
京都演者挨拶本日の絵解き演者・山本様より挨拶。今熊野比丘尼に変身する前です。熊野について面白おかしく、かつ真面目なお話をいただきました。 京都会場映像最初に、熊野信仰や落語「熊野詣」の紹介映像を上映しました。熊野詣の歴史や、落語「熊野詣」誕生にまつわる桂文枝師匠の秘話が、お弟子さん等から披露されました。  京都会場落語熊野亭雲助さんの落語「熊野詣」。様々な小道具も使いつつの熱演に、皆さん聴き入っておられます。
笑いもありながら、熊野詣が盛んだった頃の風俗や雰囲気など、様々な知識も入っていて、楽しみながら学べました。
京都会場絵解き続いて、挨拶の時とは打って変わった今熊野比丘尼姿で、山本様より曼荼羅絵解き。
おどろおどろしい絵も、面白く少々俗っぽい絵解きに、笑いが起こっていました。1枚の絵に込められた情報量の多さにビックリ!

◆大阪・川の駅はちけんや会場の様子

大阪会場水辺に立つ、川の駅はちけんや。B1のカフェが会場です。

大阪会場ご挨拶大阪会場では、大阪歴史博物館学芸員の大澤様が挨拶。八軒家浜と熊野詣の縁について、わかりやすく解説いただきました。 大阪会場映像京都会場同様に、まず映像を鑑賞。隣接する川辺からも会場内が見えるので、窓越しに興味を持たれて途中参加される方も、ちらほら。
大阪会場落語1カフェで、ドリンクを飲みながらゆったり落語を鑑賞。
落語「熊野詣」の作者である五代目桂文枝師匠のご家族もお越し下さり、少々緊張の一席。
大阪会場落語2身振り手振りを交えた熊野亭雲助さんの落語は、臨場感たっぷり。ちょっと不思議なお話で、笑いを交えて熊野信仰を語ります。
大阪会場絵解き今熊野比丘尼さんによる絵解き。

絵解きされる曼荼羅図等は、資料も配付されるので、帰ってからも解説を思いだしながら細部を見たりして楽しめそうです。
大阪会場まとめ最後に、今熊野比丘尼・熊野亭雲助の両氏より本日のシメのお話。熊野詣をするといただけるというナギの葉を紹介、配られました。 大阪会場夜景口演が終わる頃ちょうど日暮れを迎え、八軒家浜のある天満橋一帯は、美しいイルミネーションで彩られていました。すっかり暗くなった中、川面や橋がキラキラ。カメラを構える人々で賑わいます。

★「熊野詣が結ぶ」イベントの詳細はこちら