ワークショップの提案2004

1年半にわたる八軒家浜ワークショップの成果を提案書としてまとめた内容を紹介します。 この提案書は今年1月、府会議員の梅本先生の仲立ちで太田知事(当時)に直接手渡す事ができました。

本提案書は2008年度末完成に向けて工事が進む八軒家浜の将来像について、地元の北浜東振興町会を中心に2003年10月以来11回にわたって進めてきた八軒家浜ワークショップの成果を取りまとめたものです。ワークショップを通じて参加者が共有できたイメージや方向性を取りまとめたものであり、この街で生活する視点からの意見やアイデア、そしてこの場所に対する思い入れや意欲が詰まっています。
戦後の八軒家浜の変遷とともに歩んできた北浜東振興町会は、水都再生のシンボルとして当地の重責を深く認識し、多くの人々に愛され、地元の立場で長く守り育てていける八軒家浜の姿を考えてみました。幸い様々な立場の方の協力を得て、既存の公園の概念を超えた大阪の観光や文化の中心地としてのイメージを描くことができました。
今後この場所の将来像を考えていくうえで、是非この提案書に込められた思いや意欲を反映していただきたいと考えます。またさらに今後計画を進めていくプロセスにぜひ参加していきたいと考えます。

2005年1月

◆資料     ※画像をクリックすると拡大します 

全体計画~広域ネットワーク・動線・位置付け
八軒家浜は豊かな水際を持ち、「文化」と「歴史」が交錯する、高いポテンシャルのエリアです。
提案_全体計画

整備の基本方針

提案_整備方針
 

町会から6つの提案
提案_町会6提案
提案1_水辺を感じる見通しの良い空間
提案1_水辺空間
提案2_安心、安全に暮らせる街
提案2_安心
提案3_街をつなぐネットワークの形成
提案3_ネットワーク
提案4_ 水辺と建物の関係性を取り戻す
提案4_関係性
提案5_水都大阪の新名所
提案5_新名所
提案6_文化の香りがする街
提案6_文化
配置計画の考え方

八軒屋浜を緑豊かな公園として整備することを提案します。
公園には桜並木を始めとした種々の植栽を配置し、大川の景観を享受できるものとします。
土佐堀沿いの建物からは連続的に公園-大川につなげるようにし、「まち」と「川」との関係をより親密なものとします。
配置計画

※写真はイメージです。
 
北浜東振興町会 八軒家浜ワークショップ