第10回 2005.01.14 |
提案書完成間近! 全員で読み合わせて最終チェックです。 ワークショップの活動が、提案書「ワークショッププラン2004」としてほぼまとまりました。提案は、公園整備、船着場、建物と水辺空間の関係性、地域の回遊動線、公園管理のしくみなど、様々な項目で構成されています。ワークショップメンバーが最も伝えたいことが表現できているか、提案書の最終チェックを行いました。全員で、提案書を読み合わせながらのチェックは大変でしたが、あともう一息で完成です。 |
第11回 |
ワークショッププラン2004が完成! とうとう「ワークショッププラン2004」が完成しました。公園整備計画の1/500模型も作成し、提案先へのプレゼンテーションの準備が整いました。 今後は、このプランの実現に向けて、ワークショッププラン2004を持ちまわり、様々な人にアピールしていくことになります。できるだけ多くの人々にワークショップメンバーの熱意が伝わり、ご理解ご協力いただくことが目的です。 |
大阪府土木部長訪問2005.02.18 | 大阪府土木局の小川保之土木部長にワークショップ案を説明しました。 河川管理をしているのが大阪府土木局ということで、小川保之土木部長を訪問し、ワークショッププラン2004の内容を説明しました。小川部長には公園整備計画案の模型を見ていただき、建物と水辺空間が関係性を取り戻すイメージを感じていただけたようです。八軒家浜は熊野詣の起点として歴史的に由緒ある場所であり、大阪府でも重点的に取り組みたいとのことでした。 |
大阪府議会 |
大阪府議会にて、八軒家浜の整備方針について一般質問がされました。 大阪府議会にて、八軒家浜の整備における府の方針について一般質問がなされると聞き、ワークショップメンバーは府議会を傍聴しました。梅本憲史議員は質問の中で八軒家浜ワークショップの活動を紹介され、地元の熱意を強く主張されました。「地元組織を含めて広く民間提案を受け入れ、運営も民間に委ねることがよいのではないか」という梅本議員の質問に対し、「民間のアドバイスを受けながら、八軒家浜が水都大阪再生のシンボル的な場所となるよう全力を尽くしたい」との行政側の答弁がありました。 |
大阪府知事訪問2005.03.15 |
太田房江大阪府知事を訪問し、ワークショップ案を説明しました。 提案をできるだけ多くの方に理解していただき、実現させたいというワークショップメンバーの熱意を伝えるため、太田房江大阪府知事を訪問しました。北浜東振興町会の中嶋会長から提案趣旨を説明したところ、土佐堀通界隈は太田知事にとっても選挙事務所を構えた縁のある場所だということで、大変よく理解していただけたようです。太田知事の話をうかがって、土佐堀通界隈には人々を迎え入れ、来た人々に居心地のよさを感じさせる雰囲気があると、この地域への愛着を深くしました。 |
第2回講演会 |
空堀地区のまちづくりについて勉強しました。 八木さんが継続的に関わられている空堀地区の街づくりについてご紹介いただきました。住民ではない外部の有志の人々が始めた「空堀に残る町の資源を見直そう」とする活動が、当初非協力的だった住民の皆さんの理解を得ながら、少しづつ和を広げ、大きなムーブメントになっていく経緯をお話いただきました。継続的な活動の重要性と、活動を引っ張っていく強い意志を持ったリーダーの必要性を認識しました。 |
大阪府説明会
2005.05.20 |
大阪府の計画案の基本方針、プラン、スケジュールを確認しました。 西大阪治水事務所の野添氏より大阪府としての現段階での基本方針、プラン、スケジュール等についてご説明いただきました。駐車場の上を全面的に公園にするという基本的な考え方については賛成の意見が大半でしたが、公園に新設する賑わい施設に対しては望ましくないという意見がありました。来年度以降は具体的な設計段階に入っていくとの説明を受け、ワークショップとしての意見を今年度中に取りまとめる必要があるとの認識に至りました。 |
第12回
2005.06.22 |
ワークショップから再び公園整備計画を提案しよう! 大阪府から説明を受けた公園整備計画案をワークショップメンバーで読み解き、その内容についてディスカッションを行いました。例えば、船着場設置案に対し、近隣で生活する者にとっては懸念が残るという意見が多く出ました。また「にぎわい施設ってどんな施設?」など、具体性の見えない計画についての疑問も出ました。そこで大阪府に対して、ワークショッププラン2004からもう一歩踏み込んだ内容の提案をすることにしました。公園整備事業のスケジュールに乗せる最後のチャンスです。 |
第13回
2005.07.06 |
公園整備計画でどのような提案をすべきか、話合いました。 水辺と街の一体化に向けて最も重要な要素である「公園と建物との境界」について意見交換しました。具体的には、建物際通路の幅員や斜面傾斜角度を変化させたCGを作成し、通路の圧迫感や地下階からの眺望がどう変化するかを検証しました。公園と建物の間を圧迫感のない安全な空間にしたいという意見のほか、土佐堀通や天神橋から公園へのアプローチを提案したい、にぎわい施設の利用方法を提案したい、船着場計画に一定の条件を加えたいなどの意見がありました。次回以降、これらについて詳細に検討を進めることになりました。 |
第14回 2005.07.27 |
天神橋からアプローチできる公園に!にぎわい施設は地域のために! 「天神橋とのスムーズな接続」と「水辺の施設の整備方針」の2点を議論しました。天神橋との接続についてはモデルプランをCGで作成しこれをもとに意見交換を行いました。 天神橋と公園との間をスロープと階段で往来する案は、土佐堀通界隈の回遊性がぐんと高まると賛成多数です。また、水辺の施設については、代官山ヒルサイドテラスにおける街づくり事例などを研究材料にし、観光客のためだけに整備される施設ではなく、地元の住民やワーカーが多目的に利用できる施設を提案する方向に議論が進みました。 |
第152005.08.31 |
良い点、悪い点を整理し、提案の基本方針を確認しました。 前回に引き続き、天神橋との接続について議論するとともに、建物際通路の空間構成について改めて方針を確認しました。天神橋との接続については、前回の議論をふまえた改良案のCGをもとに、公園へのアクセス、建物際通路へのアクセスがスムーズかどうか確認しました。また、建物際通路のあり方については、これまで議論があった様々なケースについて良い点、悪い点を整理し、提案のベースとなる考え方について改めて方針を確認しました。 |
第16回 |
ワークショッププラン2005として提案をまとめよう! 2005年1月にまとめた「ワークショッププラン2004」に続く「ワークショッププラン2005」の構成について意見交換を行い、今後、どういった先に提案していくべきかの方針を確認しました。その中で、これまで十分に議論していなかった管理運営体制について、地元町会としてどこまで関わっていく必要があるのかが議論となりました。デザインも重要だけれども、完成した後の管理運営のあり方も非常に重要であることを改めて確認しました。 |
第17回 2005.10.05 |
公園の管理運営に良い方法はないか、真剣に議論しました。 水辺施設の空間的なあり方についてモデルプランのCGを作成し、これをもとに意見交換しました。ポイントは「水辺への視界をできるだけ遮らないこと」で、参加者全員の共感を得ました。また、前回に引き続き管理運営体制について議論し、すべてを行政の管理下に置くのではなく、地元住民の意向を反映できるような仕組みを作ろうと意見交換しました。NPOやLLPのような組織づくり、駐車場や船着場を含む公園の一体的管理方法、管理費用の調達方法など、具体的な仕組み案をベースに議論しました。 |
北浜東振興町会 八軒家浜ワークショップ