西側の燈籠 東面 熊野街道 ● 印は九十九王子を示す 八軒家プロジェクト 西面 八軒家の歴史 7~8世紀頃この辺りに難波津があり、遣隋使・遣唐使がここから旅立ちました。 明治時代以降に交通手段が陸上へ移るまで、この辺りは水上交通のターミナルとして賑わいました。 十返舎一九の「東海道中膝栗毛」や司馬遼太郎の「竜馬がゆく」浪花節「森の石松三十石船」にも八軒家がでてきます。 南面 熊野古道の起点・九十九王子 11~15世紀ごろ、現在の天神橋付近は、渡辺津(わたなべのつ)と呼ばれ・港として熊野参詣に利用されていたため、熊野古道(世界遺産)の起点として有名になりました。 熊野古道には右面の図のように、いくつものルートがあって特に紀伊路、中辺路には渡辺津から熊野三山までの間に百ヵ所近くの熊野権現を祭祀した九十九王子がありました。 一の王寺(窪津王寺)があった場所は現在の坐摩(いかすり)神社行宮(大阪市中央区石町)とされています。 北面 寄贈者名 ◆東側の燈籠